1994

清水銀行有玉支店

Office

浜松市郊外の新興住宅地にある、地方銀行の小さな支店である。アルミパネルの単純なフォルムが人目を引く。外観はこの銀行のシンボルカラー、海のブルーをベースにしたメタリック塗装である。ロビーはトップライトから差し込む自然光で明るく、パープルを基調にした色彩は繊細な空間造形とあいまって、優しく人を迎え入れる。ガラスのエッチングは、横山大観と小杉放庵共作「三保の松原天女の図」をオリジナルに抽象化し再構成されたものである。

所在地:

静岡県浜松市

設計期間:

1993.1~1993.6

施工期間:

1993.7~1994.5

用途:

銀行

構造:

鉄骨造
地上2階建

規模:

延床面積 392㎡