2016
Community/Cultural
観光および生涯学習施設で、市民と行政と商店街が協力して運営する、新しいタイプの公共施設です。商店街の魅力アップにも寄与するようにカジュアルな雰囲気で、様々な共有空間が諸室を一体的につなぎ、そこを知識と情報、人と物産が行き交うマーケットプレイス(市場)のイメージで計画しています。
敷地は中心市街地の中央部にあり、駅、周辺の諸施設や公園等をつなぐハブ空間です。建物内部の3本の路地空間も、建物の外に広がる街とのつながりを意識して計画しています。
建物はコンパクトな形状とし、表面積をできる限り小さくすることで熱負荷と建設コストを最小限にしています。再生可能エネルギー(バイオマス、地中熱、井水、太陽光等)を最大限活用しています。外断熱で外壁の断熱性能を最高水準のものとし、エネルギーロスを最小限にとどめ、最先端の管理システムを導入したり、地産地消の地場産材を活用することで、地域に根ざしたサステナブル建築としています。
所在地: |
秋田県北秋田市 |
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用途: |
コミュニティ施設(生涯学習施設) |
構造: |
RC造、一部鉄骨造・SRC造 |