コロロDR館は、自閉症・発達障害などの子どもたちに、コロロ独自の集団運動療法「ダイナミックリズム(DR)」を行うために作られました。内部は大きな多目的ホールと、フレキシブルに区切ってつかえる研修室からなります。

広く明るい多目的ホールで、音楽に合わせ、みんなで手をつなぎ、ホール一杯に大きな輪を作り、楽しみながら一緒に体を動かすことで、子どもたちの抱える問題を改善していきます。この多目的ホールに入った途端、子どもたちの顔がぱっと明るく変わるのがうれしい、とは先生の声。

DRは靴を脱いで行うため、床の柔らかさには細心の注意を払いました。多目的ホールは大空間のためエアコンをつけましたが、窓が多い割に断熱性能が高いため、エアコンに頼らずとも冬暖かく、夏は風通しがよい、と喜ばれています。

DRプログラムの実践以外にも、コロロ学舎の様々な行事や他校・他施設・地域住民との交流にも使われています。